最終更新日2026年10月21日
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大学入試系統地理問題



使われている統計には古いものもあります。新しい統計を調べてみてください。

出てくる地名でわからないものは、かならず地図帳などで確認してみてください。




−世界の工業化ほか−

次の設問に答えよ(センター試験 改・共通テスト 改)。

世界の工業化ほか


問1 次の各文の( )に入る最も適当な語句を、語群より選び、答えよ。

1 1960年代後半に起こった、石炭に代わり石油の使用量が急増したできごとを( )という。
2 鉄鉱石が多く産出される地形は( )である。
3 石炭が多く産出される地形は( )である。
4 石油が多く産出される地形は( )である。
5 巨大な資本と技術により、西アジアや北アフリカなどの石油の採掘・輸送・精製・販売などを行う国際的な石油会社のことを( )という。
6 世界のおもな石油輸出国が、石油政策の調整、原油価格の安定などをめざして1960年に結成した国際機関を( )という。
7 発展途上国などでみられる、自国で産出する天然資源を自国の経済発展に結びつけようとする動きを( )という。
8 1973年と1979年の2回にわたって起こった、石油の価格高騰とそれにともなう世界的な混乱を( )という。
9 今まで輸入に依存していた日用品などの国産化を目指して工業を発展させようとする工業のあり方を( )工業という。
10 製品の輸出を目的として工業を発展させようとする工業のあり方を( )工業という。

語群
石油革命  エネルギー革命  安定陸塊  古期造山帯  新期造山帯  カルテル
メジャー  OAPEC  OPEC  資源ナショナリズム  地産地消  狂乱物価
オイルショック  発展途上国型  先進国型  輸出指向型  輸入代替型

問2 世界の工業化と産業地域について説明した文として最も適当なものを、次の�@〜�Cのうちから一つ選べ。

�@ サハラ以南のアフリカでは、内陸部の鉱産資源を用いた重化学工業のコンビナートが沿岸部に発達している。
�A 中央・南アメリカでは、ベンチャービジネスの集積地域として輸出加工区が発展している。
�B 東南アジアでは、輸出指向型から輸入代替型へ転換することで工業化が進展している。
�C 日本では、アニメや音楽、ゲームなどを制作するコンテンツ産業が都市部を中心に集積している。

問3 近年の企業間分業では、新しい形態のサプライチェーンが増えている。上の図1は、ファブレス企業であるスマートフォンメーカーE社のサプライチェーンを形式的に示したものである。図1に関することがらについて述べた次の文章中の(�@)〜(�C)のうちから、適当でないものを一つ選べ。

 ファブレス企業では、市場ニーズの変化に対応するため、�@(多大な設備投資を必要とする製造部門を切り離している)。E社の場合、本社は、�A(商品開発やマーケティグに業務を特化し)、先端技術産業の集積地に立地している。
 一般的に、ファブレス企業と取引するf社やw〜z社のような工場の多くは、�B(複数の企業から製造工程の一部を委託されている)。
 以上から、E社のようなファブレス企業のサプライチェーンでは、�C(部品製造の工場と製品の消費地とが近接する)傾向となる。


答え
問1
1.エネルギー革命  2.安定陸塊  3.古期造山帯  4.新期造山帯  5.メジャー
6.OPEC  7.資源ナショナリズム  8.オイルショック  9.輸入代替型
10.輸出指向型
問2 �C
問3 �C

解説
問2
�@は不適。サハラ以南のアフリカでは、ザンビアの銅精錬工業など、一部に内陸の鉱産資源を用いた工業がみられるが、沿岸部に自由化学工業のコンビナートが発達している状況ではない。
�Aは不適。輸出加工区では、現地の労働力を利用した労働集約的な工業が立地することが多い。ベンチャービジネスは、優れた人材を必要とするため、多くは先進工業国でおこっている。
�Bは不適。工業化は、一般的に国内産業を育成するため輸入代替型から輸出指向型の工業化へと移行する。東南アジアでは1980年代末から1990年代にかけておこった。
�Cは適当。音声や映像を用いて映画、音楽、アニメーション、ゲームソフトなどを制作するコンテンツ産業は、日本では国際競争力のある産業として評価されている。