最終更新日2025年1月7日
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世界史の演習


ラテンアメリカの独立

次の文の( )に適する語句を入れ、下図の( )に適する語句をそれぞれのヒントを参考にして答えなさい。

 カリブ海のスペイン領イスパニョーラ島の西部は17世紀末にフランス領となり、18世紀には(1)栽培が広がり、使役される黒人奴隷の数が増大していた。18世紀末から(2)革命の影響をうけて、(3)を指導者とする奴隷解放運動がこの地ではじまった。そして、ナポレオンが派遣したフランス軍を破り、1804年には史上はじめての黒人共和国、(4)がうまれた。同時に黒人奴隷制も廃止されたが、その影響は諸外国にもおよび、イギリスでは1807年に(5)が、1833年にはイギリス領植民地での(6)が廃止された。(4)革命は、(7)やブラジルなど黒人奴隷制をなお存続させていた国にも大きな衝撃を与えた。
 また、ラテンアメリカでは1810〜20年代にかけて多数の国が独立した。ナポレオンによるスペイン占領の影響でスペイン本国の支配力が弱体化したことを契機に、南アメリカの北部では(8)らによって、南部では(9)らによって、メキシコでは司祭(10)の指導する農民蜂起などを経てこれらの独立は成功した。ブラジルでは(11)の王子が帝位につき、「ブラジル帝国」として武力によらず独立を達成した(1889年以降は共和国)。このようなラテンアメリカ諸国では、植民地生まれの白人である(12)の大地主が独立運動の中核となった。彼らは独立後、イギリスなど欧米諸国に原料や食料を輸出し、それらの国から工業製品を輸入する自由貿易政策をとった。その結果、ラテンアメリカ諸国自体の工業化はすすまなかった。

ラテンアメリカの独立


ヒント
13.1791年黒人奴隷が反乱をおこし1804年独立。1806年世界最初の黒人共和国。
14.イダルゴが独立運動を開始。スペイン立憲革命に乗じて1821年独立を達成。
15.1819年シモン=ボリバルの指導のもと16と合邦し独立。1830年分離独立。
16.1819年シモン=ボリバルの指導のもと20として独立。1830年に解体し現在の共和国となる。
17.ポルトガル王子が1822年皇帝に即位して建国。1889年共和政に移行。
18.1825年スペインより独立。シモン=ボリバルにちなみ国名がつけられた。
19.サン=マルティンらの活躍で1816年ラプラタ連邦として独立。
20.1819年シモン=ボリバルの指導で15と16をふくむ共和国が樹立された。

答え
(1          )(2          )(3          )(4          )
(5          )(6          )(7          )(8          )
(9          )(10          )(11          )(12          )
(13          )(14          )(15          )(16          )
(17          )(18          )(19          )(20          )


解答
1サトウキビ 2フランス 3トゥサン=ルヴェルチュール 4ハイチ 5奴隷貿易 6奴隷制 7アメリカ合衆国
8シモン=ボリバル 9サン=マルティン 10イタルゴ 11ポルトガル 12クリオーリョ 13ハイチ 14メキシコ
15ベネズエラ 16コロンビア 17ブラジル 18ボリビア 19アルゼンチン 20大コロンビア



(この問題は『世界史演習問題』に収録されています。また、問題で使われている地図・図版は『世界史地図・図解集』に収録されています。)