最終更新日2021年7月20日
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世界史の演習

−イスラーム帝国の分裂−

次の文の( )に適する語句を入れ、下図の( )に適する語句をそれぞれのヒントを参考にして答えなさい。
 アッバース朝がたてられると、ウマイヤ朝の一族はイベリア半島に逃れ、756年(1)を首都とする(2)朝を建国した。この王朝は、バグダードを中心に発達した学問や文化を積極的に吸収して、(1)に高度なイスラーム文化を形成した。
 アッバース朝は(3)の治世に全盛期を迎え、バグダードは100万人近くの人口をもつ大都市となった。しかし、その死後から帝国内のエジプトでは(4)朝が、イランでは(5)朝がたてられ、カリフの主権がおよぶ範囲がしだいに縮小した。シーア派のなかでも急進的な一派の(6)朝は、10世紀初めの北アフリカに成立し、969年にはエジプトを征服してナイル川の東岸に首都(7)を築いた。この王朝は建国の最初からカリフを称し、アッバース朝カリフの権威を認めなかった。(2)朝の君主も、(6)朝に対抗してカリフを称したので、イスラーム世界は3人のカリフがならびたつ分裂状態となった。さらに、シーア派のイラン人軍事政権(8)朝は946年にバグダードに入城し、カリフから(9)(軍司令官たちのなかの第一人者)に任命されるとともに、カリフにかわって(10)(イスラーム法)を施行する権限を与えられた。

イスラーム帝国の分裂

ヒント
11.第8代アブド=アッラフマーン3世の時代が全盛期で、カリフの称号をおびた。
12.紀元前からローマ都市として発展。
13.イスラーム共同体の指導者をめぐって、多数派スンナ派と対立する人びと。
16.7世紀半ばエジプトの地に移住してきたアラブ人が建設した都市に始まる。
17.チュニジアを本拠としていたが、969年エジプトを征服し、16市を建設、ここに都を移した。
18.東ローマ帝国ともいう。ローマ皇帝制度を継承し、ギリシア人を主体としたキリスト教国家。
19.20朝第2代カリフのマンスールが、円城都市「平安の都」を築いたのがその始まり。
20.ムハンマドの叔父の名。この王朝名は全カリフが叔父の子孫であったことに由来する。
21.15系の軍閥政権。946年、20朝の乱れに乗じて、19に入城した。
22.8世紀前半にイスラーム教を受容した地主層をその祖とする。875年に20朝から支配権を認められて独立。
23.14人最初のイスラーム王朝といわれる。22朝を滅ぼして、14人の拡大を実現した。

答え
(1          )(2          )(3          )(4          )
(5          )(6          )(7          )(8          )
(9          )(10          )(11          )(12          )
(13          )(14          )(15          )(16          )
(17          )(18          )(19          )(20          )
(21          )(22          )(23          )

解答
1コルドバ 2後ウマイヤ 3ハールーン=アッラシード 4トゥールーン 5サーマーン 6ファーティマ 7カイロ
8ブワイフ 9大アミール 10シャリーア 11後ウマイヤ 12コルドバ 13シーア 14トルコ 15イラン 16カイロ
17ファーティマ 18ビザンツ 19バグダード 20アッバース 21ブワイフ 22サーマーン 23カラハン



(この問題は『世界史演習問題』に収録されています。また、問題で使われている地図・図版は『世界史地図・図解集』に収録されています。)