最終更新日2024年4月23日
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世界史の演習

ギリシア人・フェニキア人の植民活動

次の文の( )に適する語句を入れ、下図の( )に適する語句をそれぞれのヒントを参考にして答えなさい。
 ミケーネ文明の諸王国が前1200年頃、突然破壊され滅亡した後、ギリシア本土は暗黒時代をむかえたが、前8世紀頃になると村落の指導者たちは各地にポリスをつくった。前8世紀の後半からギリシアでは人口が増大し、ギリシア人は地中海の各地に植民市を建設しはじめた。イタリア半島における(1)(現在のナポリ)、シチリア島におけるシラクサ、黒海方面における(2)(現在のイスタンブル)などは代表的な植民市である。これら植民市の建設の結果、ギリシア本土の諸都市と植民市との交易が活発となり、ギリシア文明が拡大した。

ギリシア人・フェニキア人の植民活動

ヒント
3.現在のマルセイユ。
4.現在のナポリ。
5.現在のタラント。
6.現在のイスタンブル。
7.ペルシア戦争の原因となった、イオニア植民市の反乱の中心都市。
8.シチリア島最初の10の植民市。
9.ティルス市が建設した植民市。商業貴族支配の海上国家として繁栄。遺跡は現在のチュニスの北郊に広がる。
10.大河や大平野がないため穀物農業は盛んでなく、早くから地中海交易に進出した。
11.地中海交易を支配し繁栄。アルファベットの起源をつくった。

答え
(1          )(2          )(3          )(4          )
(5          )(6          )(7          )(8          )
(9          )(10          )(11          )

解答
1ネアポリス 2ビザンティオン 3マッサリア 4ネアポリス 5タレントゥム 6ビザンティオン 7ミレトス
8シラクサ 9カルタゴ 10ギリシア 11フェニキア



(この問題は『世界史演習問題』に収録されています。また、問題で使われている地図・図版は『世界史地図・図解集』に収録されています。)