最終更新日2026年10月22日
世界史の歴史地図へのお誘い
世界史の演習
−国際商業の活発化と東南アジア−
次の文の( )に適する語句を入れ、下図の( )に適する語句をそれぞれのヒントを参考にして答えなさい。
明を中心とする朝貢貿易は、東アジアからインド洋にいたる広範囲で盛んにおこなわれたが、16世紀になると、大航海時代の到来にともなう世界的な遠隔地商業の活発化が、明を中心とする朝貢体制を動揺させた。中国の周辺でも16世紀には国際商業が盛んとなり、それとともに、明の貿易統制政策は動揺していった。とくに同世紀半ばには、北方のモンゴルや東南海岸の倭寇の活動が激化して明を苦しめた((1))。
東南アジアでは胡椒など(2)の輸出が大幅に増え、貿易の利潤をめぐって、ヨーロッパ勢力や、スマトラ島の(3)王国、ビルマの(4)朝などの新しく台頭した交易国家が争いをくりひろげた。これらの新しい交易国家は、明の権威に依存せずにみずからの軍事力を強化して、勢力を拡大しようとした。
こうして、東アジア・東南アジアにおける明の権威の弱体化は、貿易の利益を得ようとする勢力がみずから軍事力をもって実力抗争する時代を到来させた。
ヒント
5.大航海時代のベンガル湾交易によって繁栄し、その覇権をめぐって6朝と争った。
6.河川交通の要所に位置した。この地の利を生かし、インド洋と中国へつながる交易路をもった商業国家として繁栄。
7.港市国家。ポルトガルの8占領後、これに対抗する貿易港としてコショウ取引で繁栄した。
8.交易の要衝にある地の利を活かして東南アジア産香辛料の集散地として発展する。
9.17世紀に全盛期を迎えたイスラーム王国。同世紀後半からは内紛が続き、オランダの介入をまねく。
10.1619年のオランダ領有後の名称。1943年にジャカルタに改称された。
11.交易が盛んにおこなわれ、日本の朱印船も往来した。
12.1571年からスペインの植民地経営の拠点となった。
13.モルッカ諸島の島。香辛料の産地。1623年にオランダとイギリスの紛争がおこる。
答え
(1 )(2 )(3 )(4 )
(5 )(6 )(7 )(8 )
(9 )(10 )(11 )(12 )
(13 )
解答
1北虜南倭 2香辛料 3アチェ 4タウングー 5タウングー 6アユタヤ 7アチェ 8マラッカ 9マタラム
10バタヴィア 11黎 12マニラ 13アンボイナ