最終更新日2026年10月21日
戻る  メニューに戻る

世界史の歴史地図へのお誘い
戻る  メニューに戻る
詳解世界史歴史地図・図解


−フレンチ=インディアン戦争(1754〜1763年)−



 フレンチ=インディアン戦争は,ヨーロッパでの七年戦争(1756〜1763年)とほぼ同時期に,北アメリカでイギリスとフランスが植民地獲得をめぐって戦った戦争です。
 フランス軍が,インディアン諸部族と同盟して,イギリス植民地軍を攻撃したので,イギリスではこのように呼んでいます。ただ,インディアン諸部族のなかには,イギリス側に味方した部族もありました。
 フランスは北東部のセントローレンス川流域と五大湖地方,さらにミシシッピ川流域に勢力をもっており,ミシシッピ川支流のオハイオ川上流に砦を築いて,この二つの地域を結びつけようとしました。一方,イギリスにとっては,オハイオ川流域がフランスの支配下におかれると,西方への進出をおさえられる形になります。
 戦争の発端は,1754年5月,ヴァージニア民兵隊(指揮官ジョージ=ワシントン)がフランス巡回兵を待ち伏せて襲った事件からです。その後の推移は1756年から57年にかけて,フランスがインディアンとの同盟がうまくいき,優勢に戦いをすすめました。
 ところが,フランス本国では,ヨーロッパの七年戦争に力点をおき,戦力をヨーロッパにさきました。それに対して,イギリス本国は植民地戦争に力を入れ,軍を増強しました。そのため,1758年から60年にかけては,イギリスが戦いを優勢にすすめ,1759年にケベック,60年にモントリオールを占領しました。こうして,イギリス優勢のうちに、英仏の戦いは1760年でほぼ終結しました。

フレンチ=インディアン戦争(1754〜1763年)