最終更新日2026年6月15日
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地理の知識へのお誘い
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詳解地理


地形 1



(この画像と説明文は『基本白地図』に収録されています)


地形1


カール

 山地の谷頭部や山稜の直下に氷河の侵食によってつくられた半円劇場型のくぼ地。圏谷ともいう。氷河が消失すると半円形のくぼ地の前面には堆石(モレーン)が残され、底部には氷河湖を形成することが多い。

U字谷、フィヨルド

 氷河が流下する際に斜面を削りとってつくった氷食谷。その形が河川の侵食によってできるV字谷と異なり、U字形をしているのでU字谷ともいう。支流は懸谷をつくって合流する。氷食谷に海水が流入するとフィヨルドとなる。

エスチュアリー

 平野を流れる河川の河口部が沈水して生じたラッパ状の河口部。三角江ともいう。広大な後背地をひかえ、良港湾となることが多い。

砂嘴(さし)

 沿岸流により運ばれた砂礫の堆積によりつくられた嘴(くちばし)状の海岸地形。

砂州(さす)

 湾口に形成された砂嘴が発達して対岸にいたり、うちに潟をいだくようになったもの。

潟湖(ラグーン)

 砂嘴や砂州などによって外洋から切り離された湖。海跡湖の一種。

浜堤(ひんてい)

 磯波によって打ちあげられた砂礫がつくる海岸線に平行な堆積地形。数列の浜堤が連続して存在する場合もある。浜堤の内陸側は低湿地になることが多い。

海岸平野

 陸地に沿った海底の堆積面が、地盤の隆起または海底の低下により海面上に現れて形成された低平な平野。

サンゴ(珊瑚)礁

 サンゴ虫の遺がいや分泌物が集積してできた石灰質の岩礁。海岸に密着しこれをとりまく形で発達したサンゴ礁(裾礁)、海岸線から数kmから十数km沖合に発達したサンゴ礁(堡礁)、かつては島嶼の海岸線にそって形成された裾礁が島嶼が完全に没したあとに、以前の島の形をしたサンゴ礁として残されたもの(環礁)がある。