(この画像と説明文は『基本白地図』に収録されています)
上の図は、インドと中国周辺におけるPM2.5(注)の地表面での濃度を示したものである。インドと中国では、工場などからの煤煙(ばいえん)や自動車からの排ガスによる大気汚染が問題となっている。原因物質の一つであるPM2.5は、季節によって広がりに違いがある。近年、日本ではユーラシア大陸から飛来するPM2.5が問題となっており、国際的対応が求められている。このように、原因となる物質が複数の国にまたがって拡大していく環境問題の例としては、海洋ごみの漂着があげられる。
(注)大気中に浮遊している直径2.5μm(マイクロメートル)以下の微粒子。